2011年 映画ランキング 後編 一位はあのアクション映画

さて、2011年(平成23年)劇場映画鑑賞ランキングの後半です

前半はこちら→http://goo.gl/u30Ly



18位 ブラックスワン丸の内ピカデリー



身内が観たいと言っていたので共に鑑賞。
終わった後色々と説明してあげました。



映画自体はラスト15分が素晴らしい!!
バレエシーンは鳥肌モノです







17位 ロシアンルーレット新宿ピカデリー




タイトルから想像がつくでしょうが
とにかく心臓に悪い!!


本当はそういう映画は好きではないのですが
見せ方の上手さと撮りかたの巧みさに引き込まれ、
見入ってしまうのです



ジェイソン・ステイサムが美味しい役どころで出ています








16位 完全なる報復(池袋シネマ・ロサ


犯罪者遺族が犯人だけでなく
判事や弁護士らにも復讐をするという
過激なサスペンス


今の日本の現状を見ていると
犯人に共感してしまいましたw










15位 モールス(歌舞伎町シネマスクエアとうきゅう)




スウェーデン映画史上最高の傑作と言われた
「ぼくのエリ 200歳の少女」をハリウッドリメイク


ただほとんど忠実にリメイクしているので
評価するところも批判するところもありません。


もう少し”アメリカらしさ”を出してみても面白かったのでは
ないでしょうか






14位  super/8 (品川プリンスシネマ




SF映画としてはかなり微妙な出来でしたが
青春映画(ジョブナイル映画)としては中々の出来です








13位 スーパー! (シアターN渋谷)



予告だけだと「キックアス」のオマージュみたいですが
けっこうしっかり作られています


ヒロインのエレン・ペイジ(「ハードキャンデイ」「JUNO」の)が効いています







12位 メタル・ヘッド(シアターN渋谷)



メタルバンドを織ったドキュメンタリー・・・・・
ではなくて一応ヒューマンドラマです


ただ、予告編を見ればわかりますが
かなりぶっ飛んだ映画です



ナタリー・ポートマンが出ていたのには驚いた






11位 127時間(シネクイント渋谷)





登山中の事故で腕を挟まれてしまった主人公が
孤独と戦いながら脱出を図るという、実話を元にした映画。



監督は「スラムドック・ミリオネア」のダニー・ボイルとだけあって
冒頭は音楽PVのような映像。




去年の上位「リミット」やかつても名作「フォーンブース」など、
ほとんど同じ場所で映画が進行するのにまったく飽きない映画は本当に凄い


そういう映画は監督の映像が凄いとか俳優の迫真の演技がどうだとか言われるが(もちろんそれも重要だが)
一番凄いのは間違いなく脚本家



脚本が駄目な映画はどんなに見栄えがよくても
映画として成立しないのだ







10位 ハングオーバー2(ヒューマントラストシネマ渋谷




原作に続きR・S氏と鑑賞


当然のことながら大爆笑。
個人的には本作のほうが前作より面白かった!



現在3の計画が進行中だという・・・・







9位 シャッフル(シネマート六本木で試写会)




邦画です!!
ここまでの傑作だとは思わなかった。


この映画、宣伝や予告編で「二転三転するストーリー」
「観ている者の脳までシャッフルされてしまう」とハードルを自ら上げてしまっています。

にも関わらず、”どんでん返し映画マニア”の私でさえ

いくつか騙されたほど、脚本がしっかりしている映画です。


ストーリーは二転三転どころか、もう数え切れないほどひっくり返り、

2時間まったく飽きさせません。


日本映画だってこんな脚本が優れている
凄い映画を作れるのです



それなのに、テレビ局が絡む映画は・・・・・・・・・







8位 スリーデイズ(丸の内ルーブル



無実の罪で投獄された妻を
リーアム・ニーソン演じる夫が脱獄させようとする映画で
フランス映画「すべて彼女のために」のリメイク


脱獄シーンの緊張感もさることながら、
実行計画段階での紆余曲折も丁寧に描かれているあたりが
高評価の要因







7位 ミッション8ミニッツ(池袋HUMAXシネマ)



この映画の若手監督(デヴィット・ボウイの息子)は
まだ若手ですが、デビュー作「月に囚われた男」といい、
脚本がしっかりと練られた素晴らしい映画をつくります



本作で、映像が数十秒ほど停止する場面が
あるのですが、
今年観た映画の中で一番じゃないかというくらい
感動しました!



ただ、日本の配給会社がつけた
「このラスト、映画通ほど騙される」という
キャッチコピーは間違い、というより不適応です



この映画の騙される騙されない
という類の結末ではなく、
もっと観客に考えさせる内容です








6位 ミスター・ノーバディヒューマントラストシネマ渋谷





「あの時、こうしていれば・・・・・」というのを
SF映画化しています



内容はやや難しいですが
映像・音楽だけでも楽しめます








5位 この愛のために撃て(ユーロスペース




フランスのクライム・サスペンス。




最初から最後まで緊迫感が溢れていて
無駄なシーンが無い。



90分という上映時間もちょうど良い










4位 アザー・ガイズ (ヒューマントラストシネマ渋谷・試写会)



コメディ映画。

とにかく笑える(特に、ある二人組みが殉職するシーン)上に
アクション要素もしっかりしている









3位 デビル(台場シネマメディアージュ



9割のシーンがエレベータ内で進行する
ソリッド・シチューエーション・スリラー。



怖いし、最後まで飽きない。
M・ナイト・シャマランが製作にまわったのは
結局として成功した








2位 トゥルー・グリッド(楽天地シネマズ錦糸町




コーエン兄弟の最高傑作とも言われている。
(私は「バートン・フィンク」が一番だと思っているが)




これを最優秀作品賞に選ばなかった
アカデミー会員の目は節穴か?
(数年前にノーカントリーで獲ったから配慮があったのかもしれない)









1位  キックアス(シネセゾン渋谷)




2011年第一位はこれ!!!




素晴らしいです。
非の付け所が無い完璧な映画!!





2012年も
素晴らしい映画に出会えるといいですね