昨日は朝から御茶ノ水でT氏と待ち合わせ、徒歩で新宿へ。
ドイツ映画を見るんです


歌舞伎町のホテルにあるレストランで、スパゲティを食べ、
今月で見納めの映画館、新宿東亜チェーン(後述)をカメラに収め、紀伊国屋へ。

その後、ブックファーストに行ったあと、そろそろ映画の時間になりました。
シネマート新宿のシアター2という所で見たんですが、
ここは座席数が64。 視聴覚室みたいな感じでしたが、ミニシアター好きの私としては、
中々いい感じです。
映画のタイトルは「the wave ウェイブ」

本国ドイツで08年度興行収入一位を記録。
映画サイトからあらすじを抜粋

高校教師のベンガーは特別授業週間で独裁制について学ぶクラスを受け持つことに。
若くて生徒からの人気もあるベンガーは授業の一環として、
生徒に独裁制を体験させようとある提案をした。
それは授業中に自分を指導者とした独裁制を行うというもの。最初は嫌悪感を示す生徒たちだったが、
やがてこれまでに味わったことのない一体感に興奮していく。
そして生徒たちは自らを「ウェイヴ」と名乗って
異物の排除を行うようになり、ベンガーも
押さえきれなくなってしまう・・・。  (一部改)

とにかく、面白かった。
よく出来たサスペンスで、おすすめです。
今年見た映画の中でもtop5に入ります。
あと、Cristina do Regoといふ女優が可愛かったです。

ドイツ映画と言えば、昔、「飛ぶ教室」を見ましたね。


さて、その後、紀伊国屋方面へ歩いていくと、デモ行進を発見。

左翼のデモで、参加者はなんと300人!
ニュースにもなりましたhttp://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112901000553.html共同通信

デモの後ろには大量の機動隊員(普通の警官の格好をしていますが)
そして、屋根に乗れる警察車両がゆっくり走っていて、屋根に2人のマスクと帽子の
刑事が。
そうです あの警視庁公安部です
彼らはビデオカメラで、デモ参加者の顔を記録していて、監視対象にしているのです。
かっこいいですね。
さて、デモ隊は右翼のように大音量の音楽を鳴り響かせ、アルタ前へ着くと、
「戦争反対」「オバマは沖縄の声を聞け」などと叫びだし、中には
オバマのお面を被る人も。
信号は全て赤になり、”渋滞の原因”にイラつく人、
面白がって写真を撮る外国人・・・。
この騒ぎの名前は「反戦と抵抗の祭」だそうで、Tが入手したチラシには
北朝鮮スケープゴートにするな」「北朝鮮バッシングをやめろ」「日本は戦後賠償の誠実に行え」
等、左翼丸出しの内容・・・・・・

それを尻目に我々は再度御茶ノ水へ。
途中、四谷でお岩さんで有名な稲荷神社を見学。
もう夜の7時で入れませんでしたが、2年前に家族で行ってるので別に構いません。
その時関係者に取材したのですが、お岩さんは悪い霊ではないそうです。
その後、神保町の三省堂を経て、マクドナルドで軽食。そして9時過ぎに帰宅したのです。

はい、最初の方に書いた 歌舞伎町の映画館閉鎖の話。
東亜チェーンには グランドオデヲン座・新宿オデヲン・新宿オスカーの3つがあって
(2つは先に閉館) 順番に、シャッター、saw6、スペルを鑑賞しました。
古いけど、好きな映画館でした。
記事にもなってるんで、読んでみてくださいhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009113002000058.html

入り口に「閉館まであと1日」と書かれていた。
これが時代なのだとすれば、とても悲しい。