邦題「不道徳な警部補」(bad lieutenant)

恵比寿ガーデンシネマにて、ニコラスケイジ主演、
バッド・ルーテナントを鑑賞して来ました。



高画質な予告編

あらすじ(シネマトゥディより)

ハリケーンカトリーナが襲来した際に囚人を救出した功績をたたえられ、
警部補(ルーテナント)へ昇進したテレンス(ニコラス・ケイジ)。
しかし、彼は愛人の娼婦フランキー(エヴァ・メンデス)と
共にドラッグやギャンブルにおぼれていた。
昇進から1年経ったある日、
彼はセネガルからの不法移民家族が殺害された事件の指揮を執ることになるが・・・




感想   批評家・映画ファンの評価が高かったので期待はしていたんですが、非常に面白かった。

何と言ってもニコラスケイジの演技が素晴らしい。
 まあなんたってアカデミー賞受賞者ですからね(95年・主演男優賞)


主人公が、麻薬によって、おかしくなってしまう微笑が上手く、
度々導入されるイグアナの映像すら素敵に見えてしまう・・・。

特に、脅してきたギャングを仲間たち(これもそういう類なのだが)と共に”始末”するシーンの、
映像・音楽が最高だった。

映画館は、平日の昼間といふのもあり、観客は20人強だったが、
こういう映画こそシネコンとかで上映するべきである!
くだらない映画なんて上映せずに。


ニコラスケイジは、ここ最近
「ノウイング」「ウィッカーマン」「NEXT」「バンコック・デンジャラス」「ゴーストライダー」と、
比較的評価が低い映画に主演し、「急激にB級スター化した」(週刊新潮)などど、言われたが、
今回の映画は、演技派である彼の面目躍如であるし、
アメリカの日本以上に厳しい映画ファンの評価も得ている
(ロッテントマトで86点と本家超え)


今、何の映画を見ようかと迷っている人がいれば、
ぜひこの「バッド・ルーテナント」をオススメしたい。
恵比寿以外の映画館ではレイトショーだが、
その方が、映画独特の雰囲気を味わえるかもしれない。








ちなみに、前売り特典はこの警察手帳

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