キューブリック→スタローン→フリードキン→ニクソン

年末年始に観たDVD4本の感想





バリーリンドン

巨匠スタンリー・キューブリック監督が1975年に撮った、
18世紀のイギリスが舞台の映画


ストーリーはそこまで凄くないのですが
映像が優雅です。
キューブリックは相変わらず色の使い方が上手い。



ロッキー(1976)

「いまさらかよ」と怒られそうですが
初見です。
元々ボクシングに興味が無かったのでスルーしていたのですが
町山智浩さんが「アメリカンニューシネマの1つ」と
紹介していたので借りてみました

撮影時、シルベスター・スタローンは落ちぶれた俳優だったそうです。
まさにこの役は「スタローンが演じるべくして誕生した役」と言っていいでしょう




フレンチ・コネクション(1971)

これも町山さんの本から。(洋泉社「映画の見方がわかる本」)
刑事ドラマの歴史を変えた映画として取り上げられていました。




この映画の見所は何と言っても
主人公が車で電車を追うシーン

ちなみに監督は「エクソシスト」の
ウィリアム・フリードキン





フロスト×ニクソン(2008)

フロスト×ニクソン [DVD]

フロスト×ニクソン [DVD]

テレビ司会者フロストとアメリカ前大統領(映画設定上の肩書き)
による前代未聞の討論バトルを再現。


思ったより討論時間が短く、それぞれの内幕や葛藤シーンが
重点的に描かれています。



政治映画ですが比較的簡単でサスペンスチックなので
アメリカ政治史に詳しくなくても楽しめると思います