2016年 アカデミー賞ノミネート予想 作品賞編

お久しぶりです。
世界中の賞マニアたちは、1年前の段階からノミネートの予想を始めています。
今回はなぜかトライスターが強いという謎の現象が起きています。





マーティン・スコセッシの「silent」(沈黙)が年内公開されるとの噂が流れているようですが、
4月5月の予想ではまだ来年公開としてカウントし、一覧には入れません。






1 ザ・ライト・ビトウィーン・オーシャンズ(ドリームワークス・タッチストーン・ピクチャーズ
2 スノーデン(オープン・ロード・フィルム、エンドゲーム・エンターテインメント)
3 ブリッジ・オブ・スパイズ(ドリームワークス・タッチストーン・フォックス2000)
4 スティーヴ・ジョブズユニバーサル・ピクチャーズソニー・ピクチャーズ
5 サフラジェット(パテ)
6 ジョイ(20世紀フォックス、デイヴィス・エンターテインメント)
7 ザ・レヴァナント(20世紀フォックス)
8 ザ・ウォークトライスター・ピクチャーズ
9 ザ・ヘイトフル・エイト(ワインスタイン・カンパニー)





10 デモリッション(フォックス・サーチライト)
11 ナイト・オブ・カップス(フィルムネーション・エンターテインメント、ウェイポイント、ドッグウッド・フィルム)
12 ハイル、カエサル!(ワーキング・タイトル、ユニバーサル)
13 スポットライト(オープンロード)
14 トランボ(ブリーカー・ストリート)
15 ミー・アンド・アール・アンド・ザ・ダイイング・ガール(フォックス・サーチライト)
16 アワー・ブランド・イズ・クライシス(スモークハウス、ワーナー・ブラザーズ
17 ザ・シー・オブ・ツリーズ(ネッター・プロダクションズ、ウェイポイント・エンターテインメント)
18 フリーヘルド(エンドゲーム・エンターテインメント)
19 ブラック・マス(ワーナー)
20 ザ・デニッシュ・ガール(ワーキング・タイトル、フォーカス・フィーチャーズ
21 マクベス(シーソー・エンターテインメント、ワインスタイン)
22 キャロル(フィルム4、ワインスタイン)
23 マネー・モンスター(トライスター、スモークハウス)
24 瞳の奥の秘密(STXエンターテインメント)
25 遥か群衆を離れて(サーチライト、DNAフィルムズ)







「ザ・ライト・ビトウィーン・オーシャンズ」は最近オスカーは苦戦気味のドリームワークスによる映画。灯台を管理する夫婦が主人公の感動系。
「スノーデン」はその名の通りエドワード・スノーデンの映画。
ジョセフ・ゴードン・レヴィットがスノーデンを演じる。
ブリッジ・オブ・スパイズ」もドリームワークス。
しかもフォックスやディズニー系のタッチストーンまで製作に加わる。冷戦下における米ソのスパイ交換交渉の話。
マイケル・ファスベンダーがあの経営者を演ずる「スティーヴ・ジョブズ」は配給がソニーからユニバーサルに変更されたことがどう影響するか。
「サフラジェント」は公開が去年から延期されている。
通常、賞狙い映画の公開延期は「ミケランジェロ・プロジェクト」のような失敗作にとられる措置であるが「フォックスキャッチャー」のような成功例もある。
女性参政権獲得運動についての映画なので、リベラル会員からの票は入りそう。
「ジョイ」はここ数年もっともオスカーと相性のいい映画監督のひとりデヴィッド・O・ラッセルの新作。
私は7番手にした「ザ・レヴァナント」は海外の予想サイトで人気が高い。
ただし、アカデミー向きかというとそれは微妙なストーリーで、完全スルーの可能性もなくはない。
ザ・ウォーク」はワールド・トレード・センターを命綱なしで綱渡りした実在の人物のドラマ。ロバート・ゼメキスの新作。
「ザ・ヘイトフル・エイト」は西部劇。脚本流出事件にもめげずに完成した模様。



2016 Oscar Predictions