最新2016年アカデミー賞ノミネート予想
おひさしぶりです。
しばらく更新できず申し訳ありません。
SAGのノミネート前には出したかったのですが・・・・。
作品賞
1 スポットライト 世紀のスクープ(オープンロード) 当確
2 キャロル(ワインスタイン)
3 マネー・ショート 華麗なる大逆転(パラマウント)
4 Trumbo(ブリーカー・ストリート)
5 brooklyn(フォックス・サーチライト)
6 オデッセイ(ワーナー)
7 レヴェナント:蘇えりし者(20世紀フォックス)
8 マッドマックス 怒りのデス・ロード(ワーナー)
今年も作品賞は8枠・・・?
9 ブリッジ・オブ・スパイ(タッチストーン・ドリームワークス)
10 ルーム(A24)
11 ヘイトフル・エイト(ワインスタイン)
12 ボーダーライン(ライオンズゲート)
13 ビースト・オブ・ノー・ネーション(ブリーカー・ストリート)
14 ストレイト・アウタ・コンプトン(ユニバーサル)
15 JOY(20世紀フォックス)
16 スティーヴ・ジョブス(ユニバーサル)
17 リリーのすべて(フォーカス・フィーチャーズ)
18 マクベス(ワインスタイン)
19 Ex Machina(A24)
20 インサイド・ヘッド(ディズニー)
今年は有力作が少なく、『スポットライト 世紀のスクープ』にしかLOCK(ノミネート確実)を打てない情勢です。
スポットライトは受賞の可能性にもっとも近い作品ですが、前哨戦はリードしているとはいえ圧倒的な強さではないので、勢いに欠けます。
配給会社がマイナーなのも気がかりです。
「キャロル」はアカデミー賞レースをもっとも得意とするハーヴェイ・ワインスタインによる映画ですが、
同性愛がテーマなので保守派会員の票は見込めない。
「マネーショート」は勢いを増していますし、オスカー会員が好きそうな内容です。
そういう意味では「トランボ」も同じで、赤狩りと闘った実在の脚本家がモデルなので、会員(特に老会員)の票が見込めそうです。
ちなみに、製作会社のブリーカー・ストリートは2014年に設立された新しい会社です。
「オデッセイ」「レヴァナント」「マッドマックス」と娯楽性の強い作品(レヴァナントはそこまででもないですが)がノミネート当落線上にいて、これまではあまりなかったことです。
「ブリッジ・オブ・スパイ」はいかにも会員好みの映画ですが微妙な情勢です。
「ルーム」はインディーズ映画ゆえにアカデミー賞では苦戦すると思われます。