ヒッチコック→レイ・リオッタ→角川春樹→ギア
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有名な人だが、ヒロインのグレース・ケリーが、「この人、人間か?」というくらいの美人
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ネットのあらすじ等は「死刑囚の改心は薬の効果なのか演技なのか」という部分をメインに書かれているが、
この部分については中盤で明らかになり、そこからはまた違う面白さがある。
ラストに予期しない感動があり、これについてはレビューサイトでも批判があるが、
話の流れ的にあれ以外のラストは考えられないし、そうしないと不自然だ。
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出演者は高倉健・夏八木勲・中野良子・薬師丸ひろ子・梅宮辰夫
ハナ肇・寺田農・原田大二郎候補者
大滝秀治・田中邦衛・丹波哲郎・舘ひろし・松方弘樹・三國連太郎 そして角川春樹とあまりに豪華。
見終わったあと、2,3本の映画を見たような気分になる。
そのくらい、色々な要素をごちゃ混ぜにした映画なのだ。
冒頭は戦争映画で、そこからホラー・ミステリー・政治サスペンス・アクション・サバイバルが入り乱れ、
最終的にはもはや何の映画だか分からなくなる。
絶好調だった角川春樹(製作)の世界を理解できるなら面白いが
話には無理がある(とくに終盤)のでそこにこだわる人は楽しめないだろう。
原田大二郎と夏八木勲の若さと角川春樹が死ぬシーンが注目ポイント。
あと、これがデビュー作の薬師丸ひろ子が可愛い。
角川春樹はメディアミックスを成功させたこと(実は元祖は徳間康快だが)と地震をストップさせたことよりも
彼女をオーディションで見ぬいたことのほうがすごい功績だ。
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曲も良いし面白いが、話に深みがなくアカデミー賞を受賞したというのには少し疑問。
これは海外でも指摘されているようで、
たとえばニューズウィーク記者ラミン・セトゥデは「当時は楽しく見られたけど、時代を超えて残る作品ではない」
ローリング・ストーン専属評論家ピーター・トラバーズも「賞味期限切れ」と書いている。(2012年5月9日号)
ちなみに、この映画から3人の俳優がアカデミー賞にノミネートされたが、リチャード・ギアは落選した。
これを疑問に思う人が多いそうだが、おそらくこういう理由である。
この映画のオスカー・キャンペーンを担当したのはミラマックス。オーナーはアカデミー賞に命をかけるハーヴェイ・ワインスタイン。
彼はできるだけ多くの部門で引っかかるように、本来助演男優であるリチャード・ギアを主演男優賞部門の候補者とした。
そして、助演男優賞部門でジョン・c・ライリーを猛プッシュし、彼はノミネートを果たしたというわけだ。
まあ、こういうことはオスカーレースでは珍しくなく、たとえば今年のエイミー・アダムス(アメリカン・ハッスル)も
明らかに助演女優だが主演女優として候補入りした。この措置により、この映画は俳優全4部門制覇という快挙を成し遂げた
私が一番すきなシーンがこれ。
レネー・ゼルウィガーの操り人形演技が上手いし可愛い!(海部俊樹より上手い)
あとリチャード・ギアの思わぬ歌の上手さにも驚き