高速道路でブチギレ「フォーリングダウン」

ちょっと前にブルーレイコーナーにあったので借りたんですが
ここまで映画を面白いと思ったのも久しぶり。

あらすじ（goo映画より引用）
ロサンゼルスを舞台に、
日常生活に疲れた平凡な男が理性を失い、
数々の事件を起こしていく姿を描くサスペンス・スリラー。

まぁ正確には、リストラされてイライラしてる主人公が
高速道路渋滞で余計イラついて
さらに不良にからまれたり、町で邪魔者扱いされたりして
”何か”が押さえきれなくなり、遂には殺人まで起こしてしまう
ある意味でブラックコメディーなサスペンスです

でも、ほとんどの人が主人公に共感してしまうはずなんです。

今日、アメリカで乗客の態度に切れた飛行機の客室乗務員が
起こって飛行機から脱出して家に帰ってしまう
事件がありましたが　　まさにあれです。

人生において、イライラが爆発し、全てを破壊してしまいたく
なることが誰にでもあるはずです。

でも皆、人間の理性でそういうのは抑えているわけですが
この映画の主人公はそれが出来なかった。

私もかなり共感できて、
公衆電話で後ろの奴に「早く替われ！のろま！」と言われた主人公が
機関銃で電話ボックスを粉々にするシーンは
一度でいいからやってみたいと思ってしまった。

まぁわが国は民度が高いのでそんな罵倒を受けることは
ないと思いますが。

この映画の製作陣は、主演のマイケル・ダグラスも含め
あまり映画が受け入れられるとは思っていなかったようですが、
当時はロス騒動の頃で、かなりアメリカ人に受けたそうです。

マイケル・ダグラスは３の指に入るくらい好きな俳優ですが
「ゲーム」とかとは違う演技で良かったです。

私の好きな「フォーンブース」の監督だそうで
言われてみればどことなく似てる・・・。

てか監督、電話ボックス好きだなｗ

予告

ハンバーガー屋で、朝メニューが出ずキレる

不良にキレる

↑パッケージが素晴らしい

そういやあのラスト、「グラントリノ」で真似された・・・・・？